暖房の節電工夫をご紹介!
寒さが厳しい時期に欠かせないエアコンの暖房。しかし、毎日使っていると電気代がどのくらいかかっているのか気になりますよね。近々、電気代の値上げも入る中、部屋は暖かく保ちたいけれど、電気代はできるだけ安く済ませたいもの。そこでこの記事では、エアコンの暖房費を節約する方法をご紹介!
目次
1.気になるお家の暖房費はどれくらいかかっている?
2.暖房費を節約する方法とは?
3.エアコンより電気代が安い暖房器具とは?
1.気になるお家の暖房費はどれくらいかかっている?

エアコンの暖房費は、いったいどのくらいかかっているのでしょうか?エアコン1時間当たりの暖房費を、電気代の計算式:「1時間当たりの電気代=消費電力(kW)×単価(円/kWh)」を用いて計算してみましょう。
今回は、2020年製の「三菱電機ルームエアコン(霧ヶ峰) MSZ-ZW2221-T」の暖房消費電力0.6kWと、東京電力の第1段階料金(昼間時間)21.94円/kWhを当てはめて算出します(2023年1月27日現在)。計算式は以下のとおりです。
0.6(kW)×21.94(円/kWh)=13.164円=約13.2円(1時間当たりの電気代)
暖房の最低消費電力が0.6kWとなっているエアコンの1時間当たりの暖房費は、約13.2円でした。また、昼間に10時間稼働した場合の暖房費を1ヵ月分で換算すると、以下のとおりです。
13.2円×10時間=132円(1日当たりの昼間の暖房費)
132円×30日=3,960円(1ヵ月当たりの昼間の暖房費)
昼間の暖房費は1日当たり132円、1ヵ月では3,960円かかっていることが分かります。日中に毎日自宅で暖房を使うだけでも、これだけの電気代がかかっています。
2.暖房費を節約する方法とは?

費用が高くなりがちなエアコンの暖房ですが、少しの工夫を取り入れるだけで暖房費の節約になります。おすすめの暖房費節約方法を6つご紹介しましょう。
2-1.エアコンを自動運転にする
エアコンの風量は、弱運転よりも自動運転のほうが消費電力を抑えられます。電気代を節約しようとして弱運転にすることで、室温が上がりきるまでに時間がかかり、より多くの電力を消費してしまうこともあるのです。
自動運転モードは、室温を効率良く設定温度に保てます。節約を意識するなら、弱運転よりも自動運転を選びましょう。
2-2.エアコンの設定温度を変える
暖房の設定温度は、1度下げると約10パーセントの節電効果があるといわれているため、エアコンの設定温度を見直すことも節電につながります。
環境省が推奨している冬の室温目安は20度です。エアコンの温度設定は、室温が20度程度になるのを目安として調節しましょう。ただし、住宅の構造や地域によっても室温は変わるため、身体に無理がかからない程度で設定温度を見直してみてください。
2-3.短時間の外出はエアコンをつけっぱなしにする
エアコンは、電源をつけた直後が最も多くの電力を使います。頻繁にオンオフを繰り返すと、電気代が高くなる可能性があります。長時間留守にするならオフにする必要がありますが、30分~1時間ほどの外出時にはエアコンをつけたままにしておくと良いでしょう。
2-4.エアコンの風向きを下向きにする
温かい空気は上部に溜まりやすい性質があります。そのため、エアコンの風向きを下にすることで効率良く室温を上げることができます。部屋の下部に行き届いた温風は、徐々に上へと移動するため、部屋全体をムラなく暖められます。
温かい空気が下へ回ることで自然と身体も温まりやすくなるので、設定温度も今より下げられるかもしれません。
2-5.サーキュレーターなどで部屋の空気を循環させる
サーキュレーターを使って温かい空気を下へ移動させ、空気を循環させる方法も暖房費の節約におすすめです。部屋全体に温かい空気が行き渡ると、室温が安定しやすくなります。
サーキュレーターは、エアコンと対角線上にある部屋の隅から上向きで運転するか、床から天井に向かって真上に風が吹くように設置しましょう。
2-6.窓の断熱シートを貼ったり厚手のカーテンを取り付けたりする
部屋の温かい空気や外の冷気は、約50パーセントが窓から出入りしています。窓の断熱シートを貼る、厚手のカーテン付けるといった方法で断熱性を高めることは、室温を一定に保ちやすくなるため、節電にもつながります。
ポイントは、隙間なく取り付けることです。冷えた空気は下に溜まるので、カーテンや断熱シートの下部と左右には特に隙間を作らないよう注意しましょう。
3.エアコンより電気代が安い暖房器具とは?

暖房費を節約したいなら、エアコンよりも電気代が安い暖房器具を活用するのも良いでしょう。今回は、1時間当たりに必要となるそれぞれの暖房器具の電気代を「消費電力(W)÷1000×東京電力の第1段階料金(昼間時間)21.94(円/kWh)=1時間当たりの電気代」の計算法を用いて算出しました。
エアコンよりも電気代が安い6つの暖房器具それぞれの電気代目安と特徴をみてみましょう。
3-1.ガスファンヒーター
ガスファンヒーターの1時間当たりの電気代は、約0.88円で、エアコンより安い暖房器具の中で最も電気代が安い暖房器具でした。循環しやすい熱風はすぐに足元にも届くため、より早く暖かさも感じやすいでしょう。広い室内を早く暖めたいときにおすすめです。(別途ガス代がかかります)
3-2.電気毛布
電気毛布の1時間当たりの電気代は、約1.22円。比較的電気代が安く済むので、毎日活用する暖房器具としてもおすすめです。就寝時に活用することで、身体全体を温めながら寝ることができます。
3-3.石油ファンヒーター
石油ファンヒーターの1時間当たりの電気代は、約1.76円。ガスファンヒーターほどではありませんが、比較的電気代がかかりにくい暖房器具といえます。
温風が循環しやすいため、広い部屋をすぐに暖めたいときにおすすめです。ただし、乾燥しやすい点には注意しましょう。(別途石油代がかかります)
3-4.オイルヒーター
オイルヒーターの1時間当たりの電気代は、約7.9円。オイルを加熱するまでに時間がかかりますが、部屋全体を自然に暖められて空気が乾燥しにくいという点がメリットです。エアコン特有の温風が苦手な方におすすめします。
3-5.こたつ
こたつの1時間当たりの電気代は、約10.1円。こちらは、暖たまるまでの消費電力500Wで算出していますが、暖まった後の消費電力は300W以下です。ガスファンヒーターや石油ファンヒーター、電気毛布ほど電気代は安くありませんが、手足をすぐに温めたいときには活用すると良いでしょう。
3-6.電気カーペット
3畳用のホットカーペットの1時間当たりの電気代は、約16.2円。こたつが暖まるまでの消費電力よりも高くなっています。
本体に触れている部分がすぐに温まるので、足元が冷えやすいソファ付近に設置することが多いアイテムです。しかし、大きくなればなるほどに電気代が高くなりやすいため、必要最低限の大きさにすることをおすすめします。
おわりに
エアコンの暖房費は、エアコンの設定温度を変える、風向きを下向きに変える、室内の空気を循環させるなどの方法で節約できます。また、エアコンよりも低コストのガスファンヒーターや電気毛布をはじめとした暖房器具を活用してみても良いでしょう。あったか靴下や湯たんぽなどの便利グッズを使うこともおすすめです!