気持ちのキャパ越えには要注意。自分を守ろう!
仕事に子育てにおしゃれに…働くママはいつも大忙しです。そんな日々を送っていると、少しづつ追い詰められ、キャパオーバーになってしまうことがあります。キャパオーバーになる原因や前兆を知り、穏やかな日々を目指しましょう。
キャパオーバーとは?
「キャパ越え」や「キャパオーバー」という言葉をよく耳にしますが、具体的にはどのような意味なのでしょうか。詳しく解説します。

許容範囲を超えること
キャパオーバーの「キャパ」とは英語のcapacity(キャパシティ)のことです。日本では主に会場の収容人数などを表現する際に使われることが多かった言葉ですが、最近は個人の許容範囲を指す際に使われるようになってきました。
自分の許容範囲を超えそうなとき・超えたときに「キャパオーバーしそう」「キャパ超えた!」などと使われます。この言葉は和製英語であり、英語圏の人に使っても通じない可能性があるので注意しましょう。英語で「許容範囲を超える」といいたいときはover capacityと表現します。どんな完璧な人でも、人間ですから許容範囲や限界があるのは当然です。個人差はありますが、許容範囲を超えると心身に影響を及ぼし、仕事にも支障をきたすことも珍しくありません。「キャパオーバー」には気をつけておきたいところです。
キャパオーバーになりやすい人
世の中にはキャパオーバーになりやすいタイプの人がいます。どんな人でもキャパオーバーになる可能性はありますが、特にリスクが高い人を紹介します。

責任感が強い
責任感が強い人は、キャパオーバーになりやすい傾向です。プロ意識が高く、一度引き受けた仕事は必ずやり遂げるその姿は多くの人から信頼され、尊敬されます。しかし責任感が強いあまり、体調不良があっても出勤したり、仕事に勤しんでしまったり、無理に仕事を引き受けてしまったりしがちです。そのようなことをしているうちに、キャパオーバーになってしまうケースが後を絶ちません。
責任感のある人は面倒見がよく、仕事にやりがいを感じている人も多いため、つい頑張りすぎてキャパオーバーになってしまうのです。
完璧主義者
完璧主義で一切の妥協を許さない人も、リスキーなタイプです。仕事も完璧、おしゃれもばっちり、スタイル抜群で羨望の的となることもありますが、人知れずストレスをためていることもあります。
完璧主義者の場合は、自分の仕事とそれ以外の仕事をはっきり線引きして、融通が利かない人もいます。自分が引き受けた仕事は何が何でもやり遂げる、しかし他の人には一切協力しないなど、協調性に欠ける部分もあります。できる女でありたいと思うあまり、ギリギリな状態であっても顔に出しません。心の中にある不安な気持ちや悩みを抱えていても周囲に伝わりにくく、キャパオーバーになりやすいタイプです。

キャパオーバーになる原因
キャパオーバーになりやすい人がいることは確かです。しかし、キャパオーバーになる原因を知っておけば、ある程度予防が可能です。
仕事量が多い・忙しい
仕事が多いときやずっと忙しく休む暇もないという場合も要注意です。社員の数に対して仕事の量が多すぎれば、当然一人にかかる負担も増大します。朝から晩まで休憩をまともに取れず仕事を続ける状態になれば、誰でもキャパオーバーになる可能性があります。この場合は社員全員がキャパオーバーリスクにさらされているので、個人の問題というよりは企業の問題です。
企業の雇用状況に問題がないにも関わらず、自分の許容範囲以上だと感じる場合は、最適な仕事量を見極め、それ以上はしないようにすることが肝要です。上司に掛け合って、仕事の量を減らしてもらうなど対策を取りましょう。
環境の変化
部署異動があった、上司が変わった、転職したなどの理由で環境が大きく変わると、キャパオーバーになることがあります。今までと違った知識が必要になって覚えることが増えたり、新しい職場の雰囲気に慣れるまで気を遣ったりしているうちに、追い込まれてしまうのです。
プライベートでも結婚したり、子どもが生まれたり、親の介護が必要になったりして生活サイクルが変化することがあります。仕事とプライベートの両立に慣れずに混乱しているうちに、キャパオーバーを迎えてしまうことはよくある話です。この場合は、最初少々我慢が必要かも知れませんが、自分のペースをつかむまではできるだけ予定を詰め込まずに、落ち着いてこなしていきましょう。
キャパオーバーになる前兆
キャパオーバーは、知らず知らずのうちに襲ってきます。気づいたときには手遅れだったということのないように、前兆を知りましょう。

すぐに気持ちが沈む・イライラする
キャパオーバーになると、何かとネガティブになりがちです。普段なら気にしない同僚からの一言や、上司からの注意が必要以上に心に刺さってしまい、落ち込んでしまう場合があります。イライラして家族に当たってしまうこともあるかもしれません。笑顔が少なくなるのも、キャパオーバーの前兆です。同僚と挨拶をするときに、以前なら微笑んでいたはずなのに、表情が乏しく不愛想になってしまう場合は注意しましょう。陰鬱な雰囲気を出すようになってきたら、危険信号です。
最近はネットニュースやSNSの書き込みを見て、ストレスを感じる人も珍しくありません。心が限界にきていると感じたら、まず暗い情報や嫌な書き込みなどをなるべく見ないようにしましょう。気持ちの浮き沈みを減らすようにするのがポイントです。休日には気分転換ができるような趣味を持つなどして、プライベートの充実をはかりましょう。
ミスが多くなる
キャパオーバーになると集中力が散漫になってしまい、ミスが多くなることがあります。ミスが増えると仕事に自信をなくし、周囲に迷惑をかけているのではないか、と自己嫌悪に陥ってしまうことも。仕事の進捗をしっかり確認できなくなり、仕事が雑になってしまうこともあるかもしれません。「もうどうでもいいや」「怒られたって知るか」という気分になってきたら要注意です。投げ出してしまう前に、早めに周囲に相談し、助けを求めましょう。
キャパオーバーになってしまったら
キャパオーバーになると、平常心でいられなくなり、気持ちが焦ったり、場合によっては眠れなくなったりする人も出てきます。そうなる前に防ぐのが最善ですが、実際になってしまったらどうすればよいのでしょうか?
周囲に協力をしてもらう
仕事の負担が大きいと感じたら、周囲の人に協力してもらいましょう。助けを求めることは恥ずかしいことではありません。限界に達して仕事ができなくなる前に、早めに訴えることが大切です。周囲も忙しそうにしていると気が引けることもあるかもしれませんが、遠慮しているとかえって迷惑をかける状態になってしまいます。
また、自分が働きやすい環境を作っておくことも重要です。協力してもらえるような人間関係を築くためにも仕事を引き受けてもらったら感謝をしたり、余裕があるときは仕事を引き受けたりするなど、相手への思いやりをもって接しましょう。
休息を取ることも必要
キャパオーバーを解消する一番の方法は、仕事から離れて少しでも休息を取ることです。できれば長期の休暇が理想です。長期の休暇が無理なら、休憩の合間に外へ出て美味しいランチを食べたり、カフェでお茶をしたりしましょう。職場でできるような簡単なストレッチをしたり、好きな音楽を聴いてリラックスしたりするのもおすすめです。
YouTubeなどでは、かわいい動物の動画やおもしろ動画がたくさんアップされています。動物が好きな人には、いい気分転換になるかもしれません。休息の取り方は、昔よりも多様化しています。自分に最適な休息を見つけて、忙しい日々のコンディション調整に役立てましょう。