知っておきたい、子宮頚がんのコト

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毎日を忙しく過ごす皆さんにとって、がんなどの病気がどこか他人事に思えてしまうことも。でも、やりたいことがたくさんあるからこそ、健康でいることが大事。今回は、子宮頸がんとその予防方法についてお伝えします。

 

子宮頚がんってなに?

出典:https://www.shikyukeigan-yobo.jp/outline/

みなさんは子宮頸がんについて考えたことがありますか?
子宮頸がんは、子宮の入口である子宮頸部にできるがん。原因の90%以上はヒトパピローマウイルス(HPV)への感染によると言われていて、主に性交渉によって感染します。海外の報告では、異性との性経験のある女性の84.6%が一生に一度はHPVに感染すると推計されています※1。
感染しても、多くの場合は免疫によってウイルスが体から排除されますが、ウイルスが自然に排除されず、数年から数十年にわたって持続的に感染した場合には、がんになることがあると報告されています※2。
 
 
※1:Chesson HW et al.Sex Transm Dis. 2014; 41: 660-664. ※2:厚生労働省HP HPVワクチンに関するQ&A
 
 
 

20〜40代に最も多い癌

 

日本では、毎年1万人以上が新たに子宮頸がんと診断され、年間約2,900人※3が亡くなっています。
子宮頸がんは、結婚や出産など女性にとって大きなライフイベントを迎える20代~40代での発症も多いため「マザーキラー」とも呼ばれています。
治療では、手術や化学療法によって妊娠しにくくなったり、排尿・排便障がいになったりするなど生活への影響が出ることもあります。
「今、がんになったら…」と考えると不安になりますが、ワクチンと定期検診の2つの予防方法があるので、きちんと理解して対策することがとっても重要ですよね。
 
 

 

 

予防する方法はふたつ!HPVワクチン接種と、子宮頸がん検診

 

主な予防法は2つ
 
「10代からのHPVワクチン接種」「定期的な子宮頸がん検診(2年に1回)で早期発見につなげること」です。
このふたつについて、詳しく見ていきましょう。
 

①対象年齢の方はワクチンの無料接種ができる!

HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となるタイプのHPVへの感染を防ぐワクチンです。日本では、小学校6年生~高校1年生相当までHPVワクチンの定期接種が受けられます。
また、定期接種の機会を逃した人(平成9度~平成17年度生まれの女性)も、無料でHPVワクチンを接種できる「キャッチアップ接種」があります。「キャッチアップ接種」が受けられる期間は令和4(2022)年4月〜令和7(2025)年3月の3年間です※4。詳しくは、お住まいの自治体にお問い合わせください。

 

②子宮頚がん検診は自治体の助成もある!

子宮頸がん検診は20歳を過ぎたら2年に1度受けるのが目安。自治体によって異なりますが、ほとんどの市町村では一部の自己負担で検診を受けることができるようです。
子宮頸がんについての情報は、以下の子宮頸がん予防情報サイト「もっと守ろう.jp」で詳しく調べることもできます。また、サイトでは子宮頸がん予防について相談できる、お近くの医療機関を検索できますのでチェックしてみてください!

 
 

 

まだ大丈夫、ではなく今、考えてみよう

 

 
 
 
日本は、他の国と比べ、HPVワクチン接種率、子宮頸がんの検診受診率ともに低い状況だそう。
「まだ若いから大丈夫」ではなく、未来の自分のために先送りせずに、今、予防について考えてみるのが大事。
大切な私の未来。守るために、一歩踏み出してみませんか?

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