iOS 16の新機能・変更まとめ
2022年9月13日、Appleが「iOS 16」を公開し、iPhone向けに配信を開始しました。
iOS 16では、史上最大のアップデートとなるロック画面や横向きに対応する顔認証Face ID、既読を未読に戻せるメッセージアプリ、ようやく経由地を追加できるマップアプリが提供されます。
この記事では、iOS 16で追加される新機能や変更点をまとめています。情報は随時更新します。
iOS 16の配信はいつ?

iOS 16は6月からベータ版の提供がスタートし、約3ヶ月間のベータ版提供を終えて、日本時間9月13日午前2時ごろに正式配信されました!!
iOS 16の対象機種
2019年配信のiOS 13にて、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plusがアップデート対象外になったのを最後に、すべてのiPhoneを最新バージョンまでアップデートすることができます。
約7年前に発売されたiPhone 6s、iPhone 6s PlusさえもiOS 15にアップデートできるなど、Androidに比べると驚異的な長さです!
残念ながらiOS 16では、iPhone SE、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plusの5機種がiOS 16のアップデート対象機種から外れることになりました。
iOS 16をダウンロード・インストールする方法
iOS 16の正式配信後は、iPhoneの設定画面からダウンロードおよびインストールが可能です。
それまでは開発者向けのベータ版およびテスター向けのパブリックベータ版を利用することで、いち早くiOS 16を利用できます!
史上最大アップデートのロック画面

これまでロック画面に表示される通知は何度かアップデートされたものの、ロック画面の大幅な刷新は記憶にありません。
iOS 16の最大のアップデートは間違いなくロック画面です。
魅力的なロック画面のアレンジ機能
史上最大とAppleがアピールするiOS 16のロック画面では、写真に時計が被らないよう顔を手前に表示できる「マルチレイヤーエフェクト」によって、家族やペットの写真をより印象的にロック画面に設定できます。iPhoneで撮った写真はもちろん、ダウンロードした画像でも利用できます。

ロック画面の編集画面にて、スワイプするだけで同じ写真でも雰囲気を大きく変えられる「カラーフィルタ」やフィルタの雰囲気に合わせて時刻などのフォントを自動的に変更してくれる便利な機能にも対応。

同じ写真でも印象の違う仕上がりに
カラーパレットとスライダーを使って、自分好みに色合いや色の深さを調整することもできます。

時計やウィジェットの色もアレンジ可能
天気や電池残量もひと目で確認できる便利なウィジェット機能
進化したのは見た目だけではなく機能性もです。
ロック画面にApple Watchの文字盤で利用できるコンプリケーションのような小サイズのウィジェットを配置することで、カレンダーや天気、AirPodsやiPhoneのバッテリー残量、アラーム、アクティビティリングの進行状況を一目で確認できます。
ロック画面のウィジェットはOS標準はもちろん、Widget Kitを導入したサードパーティアプリにも対応します!
カンタンにアレンジできる壁紙ピッカー
ホーム画面と同じようにロック画面を1からアレンジするのは面倒ですが、iOS 16には、カンタンにアレンジできる機能が付いています。
作成画面の上部には、好きな画像を設定できる「写真」、人の写真をまとめた「ピープル」、1日を通して表示する写真をランダム表示する「写真シャッフル」、選択した絵文字を色々なパターンで表示できる「Emoji」、現在の天候と壁紙が連動する「天気」、iPhoneではおなじみの地球儀「アストロノミー」、グラデーションのシンプルな「カラー」といったカテゴリごとのボタンが表示され、ボタンをタップすると1からアレンジできます。
1からアレンジするのが面倒な場合は、画面を下にスクロールすると、ウィジェットやフォント、文字の色などアレンジ済みのおすすめのロック画面が表示されるので、アレンジが苦手な人でもセンスのあるロック画面を簡単に作れます。
なお、アストロノミーではロック画面からホーム画面に移動するときに、地球儀と連動したアニメーションが表示されます。ProMotionに対応したiPhone 13 Proシリーズでは、なめらかなアニメーションが楽しめるでしょう。
ロック画面の通知が画面下に移動

これまでロック画面に表示される通知は、上詰めで表示されていたことから写真と被って表示されることがほとんどでした。iOS 16では、通知が画面下に圧縮表示されることで被りを回避。
通知を上にスワイプするとロール形式のアニメーションで通知が展開されてすべての通知を確認できます。
スポーツのスコアやデリバリーの進捗もリアルタイムにロック画面で確認
スポーツの試合状況やデリバリーの進捗状況などを都度、通知するアプリが多数ありますが、あまりにも通知が多くてウザいと感じる人も多いかもしれません。これを解消する新機能「ライブアクティビティ」が登場します。
ライブアクティビティを導入したアプリでは、通知を数秒、数分おきに通知するのではなく、ロック画面に貼り付いた通知がスコアやデリバリーバイクの現在地を都度アップデートしてくれます。
ロック画面と連動する集中モード
仕事をするとき、ゲームをするとき、寝るときなど、状況に応じて通知などiPhoneの使用を制限して目の前の作業にフォーカスできる「集中モード」がロック画面とリンクできるようになります。
iOS 16では、ロック画面を自由にアレンジできるだけでなく、複数のロック画面を保存することも可能。さらに、スワイプしてアレンジしたロック画面を簡単に切り替えることができます。ロック画面と集中モードをリンクさせておけば、ロック画面と連動して集中モードがスイッチします。

ロック画面と集中モードを連動可能
新機能「集中モードフィルタ」では、カレンダーアプリのイベント、メールアプリのアカウント、メッセージ、Safariなどのアプリケーションで、関連するコンテンツだけを表示することも可能です。
開発者は新しい集中モードフィルタAPIを導入することで、集中モードの設定に応じて表示するコンテンツを変更することもできます。

新機能「集中モードフィルタ」。Safariで集中モードと関連するタブだけを表示
既読を未読に戻せるメッセージ

メッセージアプリには、編集機能や送信の取り消しといったTwitterに追加して欲しい機能が追加されます。編集や送信の取り消しができるのは、最大15分間です。
また、すぐに返信できないため、あとで対応したい時に便利な既読したメッセージを未読に戻すことも可能です。
ついに横向きでも顔認証可能なFace ID

顔認証Face IDがiPhone Xと共に2017年に登場してから約5年間、常に縦向きで顔認証する必要がありました。
iOS 16ではついに横向きでもFace IDを利用できるようになります。ただし、残念ながら対応機種はiPhone 13シリーズおよびiPhone 12シリーズのみです。
待ってた。ホームボタンなしiPhoneで電池残量のパーセント表示可能に

ホームボタンのないiPhoneでは、ステータスバーに常時表示されるバッテリー残量がアイコンのみでしたが、ようやくパーセント表示が可能になります。
スクショをiPhoneに保存せず、アプリに貼り付け可能に!!
何かと便利なスクリーンショット。iPhoneの画面を共有するために、スクショを撮ってTwitterやLINEでシェアすると、iPhoneの写真アプリがスクショで一杯になり、一時的しか使わないスクショのために保存容量を食いつぶしている人が多いはず。
iOS 16で追加された「コピーして削除」を利用すると、iPhoneの写真アプリではなく、クリップボードにスクショが保存されます。クリップボードに保存したスクショはiPhoneの容量を消費することなく、コピペのようにTwitterやLINEなどのアプリに貼り付けることができます。